8/11 山の日 ブルーベリーライブ ありがとう! 前編

こんにちは、松本佳奈です。
8/11は山の日、祝日。この時期に、木更津のブルーベリー園エザワフルーツランドさんで歌わせて頂くようになってはや4年が経ちました。

エザワフルーツランドは江澤さん夫妻が竹藪を切り開いて作った広大なブルーベリー園です。
すべてブルーベリーの木!30品種、すべて味の違うブルーベリー。


ブルーベリー色の帽子をかぶっているのが江澤さんです。(photo by 岡野悟朗)



400m、山林を登ったところにあるエザワフルーツランド。もともとは竹林だった場所を江澤さんご夫婦が伐採・開拓し、「完全無農薬で、安心安全に食べられるブルーベリーを」と作り上げてきた、愛情たっぷりのブルーベリー園。
(photo by なぼ作)

ただ果実の摘み取りを楽しむだけでなく、「人間とは」「自然とは」に思いを巡らせ、森の草木、虫たちの存在を知り、共生していることに気付ける…そんな農園なのです。

至る所にかたつむり。完璧に美しい色合い、質感、命!ずーっと見続けてしまいます。


そんな素敵な環境の中で!
今年は、育色工房いくちゃんをお招きして、ライブペインティングを午前午後2ステージさせていただきました。
(photo by なぼ作)

心配していたお天気も、涼しくて良い感じ。ライブが始まるとピタッと止み、そしてまた曲のちょうど良いところでバラバラバラッ!と、小気味好い音を響かせてくれる粋な雨。


刻々と変化していく絵。お月さまの手のひらにブルーベリーが乗ったのを見たとき、ふわぁ〜っと、優しい気持ちが溢れてきました。谷に湧いた水の青。包み込むラベンダー色の美しさ。


完成!
午後の部はこの絵を消してまた最初から書く予定でしたが、あまりの好評っぷりに保存することに!嬉しいね。


そして今回、初めての試み。ずっとやりたかった、「ライブを聴きながら絵を描けるスペース」をついに作っちゃいました。
ARTエリアを担当してくれた真帆ちゃん。普段は保育士さんなのですが、「感じたことを自由に表現できる場所をつくりたい」という想いで繋がって、今回使う紙、絵の具、筆、パレットなど、すべてセレクトしてくれました。

誰かが何かを「教える」のではなくて、一緒に描くことで互いに刺激を受け、影響されて、色彩が変化していく。そんな風にたくさんの人の手でひとつの作品が出来上がったら素敵だなと思っているんです。

上手いとか下手とか、そんなの関係ない世界。評価から外れ、自由でのびのびとした、すべてが正解の世界。

子どもはもちろん、大人も、参加してもらいたいなと思っていました。むしろ大人が!笑
積極的に「枠から外れていく」のを見て、子どもたちは安心するんじゃないでしょうか。

そんな午前の部。
お越し下さった皆さん、有難うございました!午後の部に続く。
ありがとう。

松本佳奈

まつかな日誌

まつかな日誌 〜シンガーソングライター松本佳奈 日々の徒然〜