11/25土 ホールワンマンまであと8日
こんにちは、松本佳奈です。
11/25(土)初めての、サポートメンバーを入れない一人弾き語りでのホールワンマンまであと10日を切りました。
2012年から、ほぼ1年に1度、都内で100席規模のワンマンライブを開催できるようになりました。たくさんの方が私の音楽を聴いて、会場に足を運んで下さるお陰様です。ありがとうございます。
11/25の会場は東京・永福町にある美しいホールsonorium。商店街に続く閑静な住宅街の一角にひっそりと佇むホールです。
ひょっこり現れます。
なんと、民家と民家の間。
木の温もりがあたたかな座席。高い天井。グランドピアノの響き。普段はクラッシック中心のホールなので、生音がきれいに響くように計算して設計されているのです。
「ここで歌いたい!」と1年前に予約して、この日のためにずっと準備してきました。
千葉からはアクアライン高速バスで品川まで出て、山手線で渋谷。渋谷から京王井の頭線急行で3駅です。
永福町は閑静な住宅街。sonoriumがある商店街は昔ながらのお肉屋さんやクリーニング屋さんなど、生活に根差していてほっこりします。
会場目の前にはお寺。打ち合わせに行った時は桜が満開でした。
商店街の入り口にある餃子屋さん。美味しかった!
今年、全てのライブフライヤーイラスト&デザインを担当してくれた育色工房いくちゃん。当日は会場内で原画の展示をしようと思います。
原画になるとまた印象が変わります。色鉛筆の繊細さ!
座席はぴったり100席。
残り23席となっております。
東京の方はもちろん、私の地元千葉の皆さん、全国のファンの皆さんにもぜひお越しいただきたい大切なライブです。
満席にして迎えたい!
どうぞよろしくお願いします。
ここからは余談です。
ちょっと長いです。
2012年 恵比寿天窓Switch 100名
2014年 渋谷DUO 350名
2015年 新大久保R'sアートコート 150名
2016年 三軒茶屋GRAPE FRUIT MOON(2回公演)160名
と、本当に有難いことに、毎年1回は100人規模のライブができるようになりました。
最初、「そんなにお客さんを集められない」と尻込みする私の背中を押して全面的に支えてくれたのは、時乗浩一郎プロデューサーでした。時乗さんとの出会い、ベルウッドレコードにお世話になったことは私の中で大きな転機でした。
2014年、絶対に無理だと思った300人席の渋谷DUOを満席にすることができたのは、それまでに行った全国各地から、出会った人たちが応援に来てくれたこと。地元木更津の人たちが大勢駆けつけてくれたこと。ずっと活動を見守って来てくれた東京のファンの皆さんが来てくれたこと。
サポートメンバーのバックアップ。そして時乗さんによる楽曲アレンジ、練って練って決めたセットリスト。
本当に、お陰様の開催でした。
ありがたい。
無謀なチャレンジだったけど、やってよかったなあと今もすごく思います。費用に関するすべてを自分で支払い、管理したことも大きな経験でした。それまでも自分で会場を借りてライブをすることはありましたが、300人規模となるとお金の桁が違いました。
一本のライブを開催するのに、どれだけの裏方さんが動いているか。演奏や内容はもちろん大切…でもそれだけじゃなくて、並行して
宣伝していくこと。会場費やサポートメンバーへの謝礼、宣伝のためのポスターやフライヤーを作るのにどれだけお金がかかるか。
アーティストが大きくなるということは、そこで大きなお金が生まれて、関わる人たちが暮らしていくという経済活動なんだと、肌で知った最初の機会がこの渋谷DUOでした。
それからベルウッドレコードを離れ、2016年にはクラウドファンディングで資金を募って『魔法の手のひら』というアルバムを作り、三軒茶屋GRAPE FRUIT MOONでリリースワンマンを開催。この時はサポートメンバーのセレクトや楽曲アレンジを、佐々木真里さんにお願いしました。
ギター2本、ウッドベース、ドラム、パーカッション、ペダルスティール、シンセサイザー…総勢7名のサポート陣による豪華なライブとなりました。
2017年。
一転して一人弾き語りでのワンマンライブにこだわってきたのは、原点である「ピアノと歌の表現力」をしっかり磨きたいと思ったから。
そして
サポートメンバーがいないと不安
自分が考えたアレンジや曲順が果たしてベストなのか不安
という気持ちが少なからず自分の中にあることに気付いて、変わりたいと思ったからです。
不安だからサポートしてもらう、わからないから決めてもらう。いつの間にか、時乗さんや真里さんに任せっきりにして、自分のライブなのに自分のライブじゃないような、どこか他人事のような気持ちでステージに立つ自分がいました。
自分で決める
自分で責任を持つ
会場選びから、楽曲アレンジ、選曲、曲順、すべてを自分ひとりでやってみたい。
普段のライブはそれができるのに、100人規模の会場となると「私が決めちゃいけない気がする」と萎縮してしまうのです。小さなライブも大きなライブも延長線上に繋がっているはずなのに、全く別物として、「自分の手に負えないもの」として放棄している自分がいる。
そういう経緯で、11月25日、永福町sonoriumでのワンマンライブを決めました。私にとって、自立のためのライブ。自分を確立して、一つ前に進むためのライブです。
「自分で決めたい」
「あなたの意見を押し付けないで」
と歌っているのは、誰よりも私自身が周りからの評価を気にして、失敗したくなくて、決定権を他人に委ねて生きてきたからです。
そのことを認めました。
そして変わりたい。
あと8日!
永福町に足を運んでもらえたらとっても嬉しいです。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
ぴすけは今日も元気。
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■11/25(土)東京・永福町sonorium
『松本佳奈 ホール独演会~ことばの色彩~』 【限定100席】
open 18:50 / start 19:30(終演21:00)
前売 4000円 / 当日4500円
小中高生 1000円 未就学児無料 車椅子可
※介助ヘルパーさん分のチケット料金無料
出演:松本佳奈
▽室内楽演奏ホールsonorium
〒168-0063 東京都杉並区和泉3-53-16
TEL:03-6768-3000
京王井の頭線 永福町駅下車(北口) 徒歩7分
東京メトロ丸の内分岐線 方南町駅下車 徒歩10分
※方南町からはバスのご利用が便利です。 サミットストア前「方南町」バス停から永福町車庫行きで2つ目のバス停「大宮八幡入口」下車、徒歩2分となります。バスはほぼ5分間隔であります。
中野駅南口、新宿西口17番乗り場からも永福町行きのバスが出ています。「大宮八幡入口」下車、徒歩2分です。
駐車場のご用意がございませんので、お近くのコインパーキングをご利用下さいますようお願いいたします。
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