8/6 朗読劇 父と暮らせば 命をつなぐコンサートでした

こんにちは、松本佳奈です。


第一部の朗読劇『父と暮らせば』は、昭和23年 夏の広島を舞台にした、娘と父の4日間の物語。
被爆し、原爆病を抱えながら生きる23歳の美津江は、恋や仕事に一歩踏み出せない。生き残った自分だけ幸せになるわけにはいかない、という気持ちが、彼女を踏み止まらせる。

あの夏の日を忘れない。

私たち、忘れちゃいけないことが数々あるなと…。 直視して学ばなきゃいけない部分、一方で、忘れていくことで前に進める部分もある。 …そんなことを考えて二部を歌わせていただきました。
2019.8.6
朗読劇 父と暮らせば
第二部 命をつなぐコンサート
セットリスト
1、恋風
2、チィチィハーハ
3、童神(cover)
〜朗読 孤独が君を強くする/ 岡本太郎〜
4、愛は花、君はその種子(cover)
〜朗読 孤独が君を強くする/ 岡本太郎〜
5、幕開け
Enc. 平和への祈り

歌とピアノ 松本佳奈
ライブペインティング 育色工房 
Dance 朝子
忘れる ってことは ないな
薄れるってことはあるかもしれない。風化させちゃいけない部分と、薄れて救われていく部分。両方あっていいんだと肯定したい。 

誰もが選択肢を奪われることなく
何かに怯えたり、申し訳なく思ったり、誰かを憎み続けることなく
心穏やかに幸せに日々を送れますように。

お越し下さった皆さん、有難うございました!主催のめぐママ、スタッフの皆様、素晴らしい機会をありがとうございました。


◎第一部 朗読劇 父と暮らせば〜あの夏の記憶を忘れないで欲しい〜
作  井上ひさし
出演 山川建夫、植野睦、樋口依子
クリスタルボウル演奏 林良光

チーズ工房【千】sen、珈琲とワインのある暮らし25、そして岡山からablabo.さんも駆け付けて、賑やかなロビーでの販売!

一日中お手伝いしてくれたのは
三茶でおにぎり屋さんを営む菜月さん
そしてカメラマンむっちゃん。
他にもたくさんの方々が子連れの私を気遣って荷物を持ってくれたり、サポートしてくれました。ありがとうございました!

6月に私の髪を切ってくれた髪の禊師、愛太郎さんも来てくれました!嬉しいー!


芸術は見る人の数だけある。
100人いれば100通りの解釈がある。
作者がどう見て欲しいかは関係ない。
だから、芸術を見る時
それは作品ではなく、自分に出会っているのだと思う。心揺れ動く自分、何も感じない自分、嫌悪する自分、執着する自分。作品によって刺激され、あぶり出される自分の価値観。
自分を知るために芸術がある。
と、私は感じています。

そして自分を知ることが、他人を知ることにつながっていくはず。きっと。
その先に平和はあると信じています。

今日も素敵な一日を!
愛を込めて。

松本佳奈