9/23 秋分の日 FeeL 有難うございました

こんにちは、松本佳奈です。
えっ、もう月末なの?と、驚きました。一日一日はゆっくりなのに、一ヶ月はあっという間。

最近、本屋でエンディングノートを買ってきてちまちま書き込んでいるのですが

エンディングノートとは、終末期や死後に、「延命措置をするかどうか」や「葬儀のやり方」などについて家族が判断や手続きを進める際に必要な情報を残すためのノートです。 転居の記録、親族の名前と住所、いくつ口座を持っているかなど(死後は口座凍結されるので)まあ書くことがたくさんあります。

「生前整理なんてまだ早いでしょ!」と思われるかもしれませんが、どっこい、実際にやってみると「なるほど、私自身も知らないこと、よく考えていないことが多いな」とわかります。

終わりを考えるということは「じゃあ今どう生きる?」を考えることだと私は思っていて、多分3歳頃から「おじいちゃんくらいの歳で自分が死ぬとしたら…」と、逆算して生きてきました。

死にたいから死について考えているわけではなくて、今をどう生きるかの指針にしたいから考えます。昨日、高校生のためのエンディングノート講座があると知って「おおっ!いいね!」とわくわくしました。むしろ授業で取り入れたら良いのに。

終わりがあることをリアルに感じるとき、毎日起こるひとつひとつの出来事がもう二度と訪れない奇跡の連続なんだと思い出します。蝶々がひらひら飛んでくるだけで幸せな気持ちになるのは、もう二度とその蝶に会えないと知っているからです。

9/23(土)秋分の日
私の住んでいる千葉県木更津市でFeeLというイベントがあり、海辺の野外ステージで歌わせて頂きました。

富士山にまっすぐ陽が落ちるこの日。ダイヤモンド富士を眺めながら芝生でヨガをして、ゆったりとした時間を過ごそうという素敵なイベントです。
毎年恒例の「海まつり」も合同開催していて、ハゼ釣り体験をする親子やフライボード(初めて見ました。勢いよく吹き出す海水の圧力で空を飛ぶやつ…うまく説明できないのでググって下さい←)などなども行われており、木更津内港公園はとっても賑わっていました。
前日から降り続いた雨は午前中まで残り、さらに風も強く吹いていて、準備は非常に大変だったと思います…スタッフの皆さん、本当に有難うございました。
昼頃には青空も見えるほどに回復!

まずは15時からのフライボードのパフォーマンスに合わせて、富津市の観光大使であり世界で活躍するSaxプレイヤーWakanaちゃんとCarole KingのI feel the earth moveをセッション!初共演楽しかったなあ。


ちょうどステージからは木更津のシンボル赤い橋(日本一大きな歩道橋…らしい)が見え、海が輝いていました。
風は強かったものの、歌っているうちにどんどん太陽が出てきて、光がとっても美しかったです。神々しい。パワーをもらいました。

足元ぬかるむ中、立ち止まって聴いて下さった方、足を運んで下さった方、有難うございました。CDもたくさん手に取って頂き嬉しかったです。

セットリスト
1、パラダイムシフト
2、好き勝手
3、恋風
4、平和への祈り

サポートドラムはぴったん氏でお送りしました。Wakanaちゃんとのセッション含めたこの日の映像はファンクラブで公開します。

ファンクラブあるの?という方はこちら
支援して頂くことで松本佳奈の活動の幅がぐっと広がります。よろしくお願いします!
合掌

写真は岡野悟朗さん、なぼ作さんより頂きました。いつも有難うございます!


「富士山に沈む夕日を眺めながら芝生でヨガ」というこのイベント。私は大好きですが、男性の方は「はあ…ヨガねえ…(全然ピンときてない)」という反応が多かった気がします(笑)そうなりますよね。

風を感じる
海を感じる
太陽の光を感じる
大地に足をつける

「何の意味があるの?」と言われたら、何の意味もないのかもしれませんが

ずらりと並ぶファーマーズマーケットと海まつりのマルシェで美味しいものを食べ、飲んだりしながら

それぞれがあの美しい太陽を眺めていた時間は、二度と訪れない幸せな時間だったなあと思います。

毎日、誰に見られていなくても太陽は昇り、沈み、空は美しい。夕焼けや虹、土砂降りの雨なんかを見逃すととっても悔しい気持ちになるのは、もう二度と同じものは見れないと知っているからです。

ぬかるみを裸足で歩けばよかったなあ。

雲がかかって富士山に沈むところは見れなかったけれど、そんなのどうでも良くなるくらいの荘厳で素晴らしい夕日でした。

ありがとうございました。
愛を込めて。

松本佳奈

まつかな日誌

まつかな日誌 〜シンガーソングライター松本佳奈 日々の徒然〜