8/11 山の日恒例!ブルーベリーを食べながら音と色彩のコンサート、でした!

こんにちは、松本佳奈です。
毎年恒例!木更津にあるブルーベリー園エザワフルーツランドさんでの音と色彩のコンサート。
育色工房いくちゃんとのライブペインティングも三年目となりました。はやっ!
エザワフルーツランドは山の上にあるブルーベリー園。駐車場から10分、山登りすると…
竹林を切り開いてつくった広大なブルーベリー園が広がります。無農薬、安心安全で美味しいエザワさんのブルーベリー!
エザワさんのご挨拶から始まります。


この日は11時半〜と14時半〜の二部構成。ブルーベリー狩りの入園料のみで2ステージのライブペインティングが楽しめるという太っ腹なイベントです。
エザワさんありがとう!
1st stage セットリスト
1、恋風
2、ばかみたい
3、チィチィハーハ
4、愛は花、君はその種子(cover)
5、笑うな私よ、怒っていい【新曲】
6、幕開け
7、おいしい晩ごはん


ライブを聴きながら自由に色彩で遊べるスペース、今年は保育士真帆ちゃんと介護士みっちんが担当してくれました。
水風船に絵の具をつけて紙皿にコロコロ、ペタペタ。
海に赤い珊瑚がゆらゆらしているみたい。
大人がなにかを教えるんじゃなくて、ただひたすら黙々と、自分と対話する時間。
作品を作ることが目的じゃない。絵の具の感触、筆を使ってみる、指で描いてみる、スポンジでスタンプしてみる、色々実験して新しいことに気付く。
評価のためじゃない創作。それはとっても豊かな時間だったし、私自身にも必要な時間でした。大人こそやったらいいな、これは。

大人が自由じゃないから、自由な子どもを許せない。自由な他人を許せない。だから「お前も我慢しろ苦労しろ」と言いたくなるんじゃないか?と思う。

想いを綴ろう
絵を描こう
歌おう、演奏しよう
踊ろう

自分の言葉を無くさないで。
上手い下手、評価なんてぶっ潰して、自分が楽しいことをやるんだ。

「得意じゃないから…」
「下手だから…」
と言って、表現しない大人がいるけれど
小さい頃、絵を描いたり歌を歌ったり、自分の気持ちを喋ったり、踊ったり…誰もが表現できていたはずなのに。
一体いつから「下手」「苦手」になってしまったのか。それは、学校で比較・評価されるようになったからなんじゃないかと私は思っているんです。
人目を気にせず
評価を気にせず
自分が自分のままでいられる場所を
守ること

2nd stage
セットリスト
1、灯
2、大人だってさ
3、好き勝手
4、瑠璃色の地球
5、価値
6、笑うな私よ、怒っていい
7、幕開け
8、平和への祈り
いくちゃんのクジラ!
大好き。
舞台に出たら、評価にさらされるのは仕方ない。観てる人は好き勝手言うもんだ。
そしてお客さんが求めるものをやるのが商業なのかもしれない。

だから私は葛藤する。
自分が生み出したものをお客さんが好きになってくれなかったら意味がないんじゃないかと思ったりする。生み出すのが怖くなる。
だけどその壁を突き破らないと。「全然好きじゃない」と言われたとしても新しく作らないと、どんどん守りに入って縮こまってしまう。

この一年、ちっとも曲が作れなかったけど
もう脇目も振らずにザクザクつくっていこうと決めた。ゼロからイチを生み出さないと何も始まらないんだ。


…と、私の葛藤はさておき

前述した通り、表現というのはほんとに誰もがやったほうがいい。大人こそやった方がいい。騙されたと思って、ただ絵の具を混ぜてみてほしい。紙をクシャクシャに丸めてみてほしい。白い紙に線を引くだけでもいい。

そういう、「なんだこれ」みたいな時間を削って削ってしまった結果が、この合理的で不寛容な社会なんじゃないかと思う。

水の冷たさ、土の匂い、音の響き、青々とした植物の色、葉脈、採れたての旬のものをその場で味わうこと。
そうやって感じたものを、今度はアウトプットする。言葉にする、文字にする、絵や踊りや歌で表現する。アウトプット、表現することで、自分を知る。

そういう時間をたくさん持ちたい。

毎年自由に挑戦させてくれるエザワさんに感謝!また来年も楽しみです。



岡野悟朗さん、なぼ作さんよりたくさん写真いただきました。有難うございます!


まつかな日誌

まつかな日誌 〜シンガーソングライター松本佳奈 日々の徒然〜